う蝕予防フッ素洗口法

 

う蝕の発生と進行は、歯牙をとりまく環境(食物残渣、細菌叢、唾液成分)や歯牙自体の性質
(う蝕抵抗性)と密接な関係があると言われてきている。

フッ素を局所的に応用するう蝕予防法の中で、最も簡単にでき、かつ効果的な方法として、
フッ素洗口法が内外ともに注目をあぴてきた。

 

【洗口方法】

薬液を口に含み、約30秒間薬液が充分歯面にいきわたるように口を閉じ頬を動かし、含み洗い
(ブクプクうがい)する.次に、薬液を充分に吐き出す。

1回に口に含む液量は、年齢等による口腔の大きさを考慮して定めるが、通常未就学児で5ml
学童以上で710mlが適当である。

 

【注意事項】

@ 洗口は、嚥下を避ける目的で、下を向いて行う.

A 洗口後の薬液は充分に吐き出し、その後1〜2回たまった唾液を吐き出せば、水で口すすぎをする必要はない。

B 洗口の前には、歯を磨くか、水で口すすぎをする

C 1度取り出した洗口液の残液は容器に戻さない.

(1回分の液量を取り出し、口に含んだ後の残った液はすてる。)

D 使用に際しては、間違いなく洗口できる様に、水で練習をしてから始める。

E 使用方法どおりの洗口液には、お茶の中に含まれている天然のフッ素と同じ程度のフッ素しか含まれていないが、
ミラノールそのままでは劇薬に該当するので、必ず、保護者の監督下におく.

 

【保管上の注意事項】

@ ミラノール及びその洗口液は、子供の手の届かないところに保管する。

A 洗口液は出来るだけ清潔で涼しいところに保管する.

(夏場は冷蔵庫に保管するのが適当!)

B もし、外部からの菌の侵入により、カビが生えた場合は、その洗口液は捨てて、新しく洗口液を作り直す。